通勤電車内での飲酒。
日の明るい時間から、
コンビニやスーパーで酒を買い、
公園や路上でタバコを
ふかしながら一人呑み。
夕方以降でも
アルコール片手に街を練り歩く。
はっきり言って、こいつらは異常だ。
断酒している今、
より強く感じるが、
本当に心底気持ち悪い。
薄気味悪いゾンビどもだ。
海外では店やホテル部屋以外での
飲酒ができなかったり、
そもそも明るい時間での
アルコール販売が
禁止されている国も多い。
アルコールが人を
おかしくするということは、
世界の共通認識なのだ。
そんな危険物を
２４時間売り捌く日本も異常だ。
そんなデンジャラスな日本で生き抜く
自称健常者達の
最高で至高な時間が電車内での飲酒。
それは、キオスクで酒を買い
電車内で酒をかっくらうこと。
そこには
会社や仕事、人間関係、
家庭内でのいざこざ、
全てから解放され、
誰にも邪魔をされず、
金がかからず、
移動時間も無駄にせず、
まさにパラダイス。
圧倒的なエンペラータイム。
何が悪い！
俺の時間だ！
俺が法律を犯したか！
だが・・・、
恥ずかしい。
周りの目がとても冷たく、
酒の悪臭を撒き散らす俺の周辺の
乗客はみんな逃げていくように感じる。
自分を律することが
できないのがバレているのか？
あいつはアルチュウだと
思われているのか？
社会性がないと見下されているのか？
だから、俺は気づいた。
「缶をハンカチやビニール袋、保冷カバーで隠せばいいんだ！」
「これなら酒を呑んでいるのがバレない恥ずかしくない！」
「誰にも迷惑をかけてないし大丈夫だ！」
三段論法が成立した今、
俺は今日も楽しく
公衆の面前で一人酒を呑む。
そして酒でとち狂った思考で
俺はアルチュウじゃない。
俺はいつでも酒を止められる。
俺は健常者だ。
と、毎日毎日自分に言い聞かせる。
アルチュウの脳回路はいつもそんな感じだ。
▼過去問▼
アルコール依存症の真面目な話
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酒は時間をすっ飛ばす
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アルチュウの自由って何？
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★禁酒にまつわるエトセトラ★
今日の一歩を明日の一歩へつなげる・・・
Project:-KuuHuKu-空白a.k.a「NulL』
