不安の元凶は何も動き出さない事。
何もやらないからもっと不安になる。
たがら酒を呑んで忘れる。
そして心の何処でいつも誰かが
助けにてくれると信じている。
子供の頃の原始体験か、
大人になってからのラッキー体験か、
青田買いで入社した
新入社員時代のチヤホヤか、
傍らに世話付きの人間がいたのか、
今までは
自分が危機に陥るたびに
誰かが助けに来てくれたかもしれない。
だから
「今回もなんとかなる。誰か助けて。」
そう願いながら今日も呑む。
しかし、ヒーローはもう来ない。
人を裏切り続けた
アルチュウ人間には
とっくに周りは
愛想を尽かして逃げ出している。
ならば、
自分自身が強くなるしかない。
やらなければいけない事もわかっている。
今日から酒を止めるだけだ。
しかし、
理解する事と実行する事の間には
大きな壁がある。
たいていの人間は思いついても実行しない。
失敗して自分が
無能であると知るのが怖いから。
一歩踏み出しさえすれば
こんなにもチャンスに溢れているのに。
本当は気づいているのに
また嘆いてばかりだ。
「ついてない。ついてない。」
「俺じゃなくて、世間や環境が悪い。」
そして今夜も
例の黄色の致死的な液体を
呑みながら毒付きまわし、
「いつかヒーローが必ず助けに来てくれる。」
と性懲りもなく信じながら眠りにつく。
繰り返しになるが
ヒーローはもう来ない。
自らの行動で現状を覆すしかない。
誰かが言っていたが
死ぬこと以外かすり傷。
失敗を恐れずにどんどん挑戦すべき。
▼過去問▼
アルチュウ生活からの学び
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酒とブランコの理論
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脳のバイタリティ
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★禁酒にまつわるエトセトラ★
今日の一歩を明日の一歩へつなげる・・・
Project:-KuuHuKu-空白a.k.a「NulL』
