酒の呪いはなかなかとけない。 いつかけられたのかも 正確には思い出せない。気づいたら呑まなければならない という強迫観念にも似た 飲酒欲求に悩まされるようになった。 悩みを忘れるためにさらに呑んだ。呪いは人から選択を奪う。 本来、選択は可能性で…

断酒は退屈だ。 基本やることがない。 ただ毎日呑まないことなんて、 ウブなネンネでもできる。なのにどうして未だに 「断酒のやりかた」がわからないのか…しょうがないね…。 丁寧にご説明しよう！段階1 バネじかけの人形みたいに アルコールコーナーに近づ…

もしも今、 アルチュウから脱しようと考えたら 「何はともあれ私は酒に負けました」 と、 ある種の潔さが求められる。酒に呑まれたことに いちいち理由をつけたり、 アルチュウになった過程を 正当化したり、いいわけしても 結局のところ意味はない。喋れば…

酒呑みの一日は 三分の一以上酔っている。連続飲酒に落ち入るまえの 平常運転できているとして、会社から帰宅後、 21時から呑み出して 23時には呑みやめて、 朝7時に出勤のために起床する。しかし、 新しいパンツをはいたばかりの 正月元旦の朝のよーに スケ…

虚無感がある。 酒で誤魔化すしかなかった。 何をやっても無駄、 そのような負の感情が 呼び水になり無気力になった。捨て鉢だ。 酒を呑むしかなかった。 何をやっても楽しくない。 無理が無理と気付かずに 迫まりきては繰り返えされ、 精神的に蝕まれていく…

酒を断つという高い壁 最初のあのどーしようもない無力感。 到底太刀打ち出来ないと 感じるような圧倒的な高い壁。 が、次第にハードだが攻略可能と 考えられるようになる。 過去のパターンの破壊 酒を止めるだけではなく、 酒を止める事で視界と 思考が大幅…

あらためて考えると アルコールはタチが悪い。最初は笑顔で言葉巧みに近づいて 楽しい時間振り撒いては 自分はイノセントな存在だと強調する。そして暫くは後の潜在的病根として 側面をお首にも出さず、 ほどよい距離感で 最高のパートナーとして 一緒に暮ら…

断酒の芽を育てるうえで、 何が必要で何が大切かを 取捨選択していくことが重要。そして、長く険しい路を進むうえで、 指針がないということは テントもないのに キャンプに行くようなものだ。 ※アルチュウ語でいえば、 氷もないのに水割りを作るようなもの…

何故酒を呑むのか、 そして何故あんなにも 過剰に呑み続けてしまうのか、 原因はどこにあるのか考えてみる。 ●暇だから 仕事がない、趣味がない、習慣がない、 何に対してもモチベーション湧かない、 とにかく一日が長過ぎるのだ。 だから手っ取り早く 時間…